支部長挨拶

公益社団法人 日本地すべり学会北海道 支部長
伊藤陽司(北見工業大学社会環境工学科)

4月28日に開催されました公益社団法人日本地すべり学会北海道支部の平成28年度総会において,平成28・29年度の支部長に再任されました。

この総会では副支部長として丸谷知己氏(北海道大学大学院農学研究院),石川達也氏(北海道大学大学院工学研究院)ならびに石丸 聡氏(北海道立総合研究機構地質研究所)が,監事として雨宮和夫氏(防災地質工業(株))ならびに横田 寛氏(北海道地質調査業協会)も再任されています。皆さまと力を合わせて「わくわく,ドキドキ」が感じられる活動をと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

ご挨拶が前後しますが,平成26・27年度に本会が取り組みました活動へ会員各位ならびに関係機関・学協会各位のご理解と積極的なご参加,ご協力をいただき,幅広い活動が展開できましたこと,そして両年度,力不足の支部長でありましたが皆様の支えでなんとか役割を担うことができましたこと,心から感謝を申し上げます。

とくに,平成27年度は平成26年8月24日の豪雨に伴い礼文島で多発しました地すべり災害を重視して,北海道でのもう一つの活動母体であります北海道地すべり学会と連携し,年度早々の5月27日から本会としては初めての2泊3日という日程での現地検討会と地すべり災害防止啓発のための住民講演会を礼文島で開催しました。

遠地,離島,天候,経費など開催にあたっての懸念材料は多数ありましたが,関係機関・他学協会のご協力,ご協賛もいただき,全スケジュールを無事終え,実り多い成果を残すことができました。

この現地検討会や住民講演会の様子は平成27年8月発行の北海道地すべり学会ニュース「地すべり北海道33 特別編」に記されていますので,ご一読いただけばと思います。さらに毎年度取り組んでいる活動ですが,地すべり基礎知識・技術を内容とした技術講習会,地すべり模型を用いた変動状況の実演・解説や高校生を対象とした野外での山地防災教室なども担当部局が時間をかけて準備し,開催しました。

総会で提案されましたように,平成28年度もこれらの活動に加えて,他の部局・委員会の多くの活動が計画されています。これらをより一層活発に展開するため,26名の方に運営委員を委嘱させていただき,そして国ならびに北海道の関係部局の方6名にオブザーバーとしての参画をお願いしたところです。

6月27日に第1回運営委員会を開催し,実施済の活動の総括とともに今後の活動の詳細を,とくに現地検討会の候補地や開催時期,第2回目の技術講習会の内容,他学会支部と連携した緊急的な災害調査へ対応する仕組み作りなどに時間を割いて検討していただきました。引き続く意見交換ではベテラン技術者の知識・技術のみならず多面的なノウハウを本会の活動に活用させていただく手だてなども熱く議論されていました。

今後,事務局とそれぞれを担当する運営委員で内容を詰めた上で,具体的な取り組みが皆様にご案内されますのでご参加,ご協力をお願い申し上げます。

私自身は北見というやや遠地にあり,皆さまにご面倒をお掛けすることも多いかと思いますが,これまで(公社)日本地すべり学会北海道支部と北海道地すべり学会とがそれぞれに機能して活動を展開し,数多くの実績を蓄積してきました歩みを停滞させることなく,次世代へ手渡す役割を果たしたいと思っています。これまで以上に役員,幹事ならびに会員の皆様のご理解とご協力を賜りますよう,重ねてお願い申し上げます。

最後になりましたが,東京へ転出されました小沼忠久氏(国土防災技術北海道梶jには本会での長年の活動および平成26・27年度運営委員長として本会のまとめを担っていただきましたことに感謝を申し上げます。

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